薬をほぼ使わなかった4年間で取り組んだ事と考え方【学び編】

パニック障害・不安障害になってから、私が一番よく調べていたのはこの2つ。

・パニックの仕組み(身体のしくみ)
・思考について

ただ単純に「なんでこうなる?」がずっと頭にあったんですよね。

だって、ネットを見ると

「パニック歴○年」
「治らない」
「パニックだから避ける」

こういう言葉ばっかりで、逆に “治った人の声” が全然出てこない。

私はそこに違和感があったんですよ。

「いや、絶対治ってる人もいる」
「なんで「治らない情報」ばかり残る?」

って思ってましたねー。

で、ここを理解したくて学び始めました。

目次

パニックの仕組みを学んで分かったこと

まず、大前提として、

パニックの仕組みは共通しているけど、「何がそうさせたか」は人それぞれ違う

ここに尽きるんですよね。

別に「仕組みを知ったら治る」とか、そんな単純じゃないんですけど、

知ってるか知らないかで、回復しやすさは全然違う。

私は実際、学んで救われたタイプでした。

なぜ「治らない情報」ばかり目立つのか?

これは今なら分かります。

① ネガティビティバイアス

人間は「悪い情報のほうが強く刺さる」生き物。

だからネットはどうしても、

治らない声 > 治った声

で溢れるんですよ。

回復した人は、SNSに戻らないです。

② 回復した人は自然に離れる

パニックが治ったら、わざわざパニックに関する掲示板やSNSを見ません。

日常が戻ったら、そもそも「パニック」というワードを忘れていく。

だから情報として残らないんですよね。

③ 苦しい時だけ、検索する

悩んでる側は、

「同じ人いないかな?誰か分かってくれないかな?」

って必死に探す。

だから結果、「治ってない人の声」だけが濃く残るんですよ。

④ 誤情報の多さ

これは本当に多かった。

例をあげますとー

よくある誤情報と、実際のところ(私の体感含め)

  • 「交感神経が優位だと発作が起きる」→ 運動したら交感神経は全力で優位。でも、むしろ調子よくなる人もいたり。つまり大事なのは、「心拍上昇をどう意味づけるか」の方で、心拍数が上がる=発作ではない。
  • 「日光浴びれば治る」→ 日光だけでは難しい。栄養と睡眠という土台がないと効果半減したり。
  • サプリ飲めば改善する」→ サプリは補助。軸は生活そのものだったり。
  • 休めば自然に治る」→ 長く休むと逆に不安増える。「少し戻る」の積み重ねが必要。「どこを戻すか」が大事。
  • 「パニックは一生治らない」→ いや、普通に治る人めちゃ多い。ただ声がネットに残らないだけ。私も今2年近く発作ゼロ。波はあったけど、徐々に空いていった。

そして、全世界で効果的とされる曝露療法について。

曝露療法は「心の筋トレ」だった

筋トレしたことありますか?おすすめですよ

で、曝露療法は「心の筋トレ」です。

世界的に効果がある理由が分かります。

恐怖に少しずつ触れていくことで、脳に「これは危険じゃない」と再学習させる。

これだけ。

でも重要なのは、曝露療法は根本治療ではないのかなぁって。

土台(睡眠・食事・思考・生活)が崩れたままやると再発しやすいと思っていて。

だから私はまず生活を整えて、それからやりました。

私の場合は当時、次の赤線一周できなかったんですよね(私が当時いた場所の立地)

パニックリンゴ家周り

まずは玄関を出る所からだったので

靴を履くだけ → 玄関出るだけ → 1歩だけ → 門まで → 靴を履くだけ → 隣の家まで…

このレベルからのスタート。

毎回ちょっとずつ。

そして、家を出れる様になるのが当たり前に慣れたら、運動を擬似発作にして、「心拍数=危険じゃない」を脳に教え直したタイプ。

これがめちゃ効いていたのだと思います。

曝露療法は「絶対ではない」

あなたが絶対やる必要はない。

  • 土台が整えば勝手に乗れる
  • 必要じゃない場面もある
  • そもそも人生で「電車必須」じゃない
  • やる/やらないはあなたの選択

曝露は道具のひとつであって、ゴールじゃない。

学びまとめ

  • 誤情報に振り回されすぎない
  • 完璧に知ろうとしなくていい
  • でも、“知る” は回復をめちゃくちゃ助ける
  • 答えは身体と日常でわかる
  • あなたの感覚が一番正しい

私は、学んだことで「回復の邪魔」を見分けられるようになったし、

「これは違うな」
「これは自分に合うな」

と判断できる軸ができました。

そして何より、一生治らないわけじゃない。

脳も身体も、ちゃんと変わる。

これは今なら言えますね。

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※このブログサイト内に書かれている発言や文章は、パニック・不安障害(重症化)を経験した私個人の体験に基づく記録や感想です。医学的な根拠や治療効果を保証するものではありませんが、同じような状況にいる方にとって、少しでも気づきや手助けになればという想いで書いています。医療や薬を否定する意図はまったくありません。それぞれに合った選択があると思っています。症状や治療については、必ず専門の医療機関にご相談ください。

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