
りんごのプロフィール

はじめまして、りんごです。
30代男で、好きな食べ物はハラミとニンジンです。
私は2021年、重度のパニック・不安障害(予期不安含む)を発症しました。
まずこのサイトに来てくれたあなたへ
ここに辿り着いたという事は、あなたはパニック障害・不安障害・うつなどで悩んでいるかもしれませんね。自律神経失調症ってやつですね。もしくは身近な人が該当していて、どうして良いかわからない。
まずはこのサイトに足を運んでくれて本当にありがとうございます。
私がこのサイトを立ち上げた目的
私の想いを受け取って頂ければ幸いです。
- 前向きに自力で回復したい人への手助け(もちろん、薬も使いながら)
- 少しでも早く回復するためのヒント
- 情報が多すぎる今、“信じられる情報”のひとつになりたい
- 経験者の声を残したい(実体験とその回復方法)
- なんか寄り添えるモノを作りたかった(理解されないと思うので)
まぁ、当時の私が本当に欲しかった情報だったり、こういう人もいたんだ!みたいな体験談を書こうと思ったんですよね。(当時の自分に書いてたりもします。)
とにかく適当な情報が多すぎるし、パニック・不安障害は理解されにくいので。そっと寄り添うものと言うか。
これが私の経験談から語るサイトを立ち上げた目的です。
ちょっと私を知ってもらうためにも、思い出話にお付き合いください。
思い出話「最初のパニック発作」
2021年8月。今でもあの時の事は忘れません。8月3日です。
残業でデスクワークをしていた時の事。
急に頭がグランと揺れ、目の前のパソコンがぐらついていたのを覚えています。吐き気と共に、トイレに駆け込みましたが、吐く事もなく、動悸が早くなり、頭のぐらぐらは激しくなりました。
「なんだこれ…苦笑」
と、不健康な生活を送っていたツケがまわってきたか…とか呑気な事を思いながら、トイレから必死に出てオフィス戻った瞬間、倒れこんでしまいました。
そこから病院に運ばれ、検査をしてもらいましたが、検査結果に異常はなく、過労と栄養失調と診断されました。
その結果に対して、私が率直に思った事は
(え、そんなはずはない。。)
でした。
それまでの人生、病気知らずと言いますか、かなりタフだと自負していて、なかなか病気で何かを休む、動けなくなるという事を経験した事がありませんでした(寝込むなど)。
なので、これで過労と栄養失調なら世間一般的に言われる生活習慣病など、どんだけ辛いんだ。と思ったのも覚えています。
そこから2、3日休みをもらって、回復。本当に過労と栄養失調だけだったのかなと思いながらも、回復したので仕事に復帰し、栄養を取り、休みをしっかり交えながら過ごしていたのですが、
その、2週間後(お盆でしたね)…
発症から休職、人生の転機へ
昼ご飯を買いにスーパーへ、お弁当を選んでいる時でした。
急に鼓動が早くなり、呼吸がしづらくなり、完全に息が止まる感覚がして、慌てて外に出てベンチに座り込みました。
完全に身体がおかしい…私の身体で何が起こっているのだろうか…
5分もしない内にだいぶ落ち着いてきたので、チームメイトに連絡し、スーパー前のベンチまで来てもらいました。
この時の感覚としては、風邪の様にずっとだるいという感じではなく、調子が良い時、悪い時がはっきりしているような感覚。しかも、悪い時はこの世の終わりかと思うような…
その日は早退する事に。
この帰り道も散々で、いつも通る公園が通れなくなったり、信号待ちで動悸やめまいになったり、全く前に進めませんでした。家までは1キロほどでいつも通り歩いて帰っていたのですが、ほんとうに過労と栄養失調なのか?と思いながらなんとか家に着いたのを覚えています。
わたしの身体で何がおこってるのか。
また、いつ動悸や息苦しさ、めまいがくるのか。
まさに、常に恐怖でしかありませんでした。
そして、
この日を最後に私は休職し、その時の会社も辞めたんですよね。
栄養でも休みでもなく、回復のスタートは「なんでこうなったんだろう」と考えることからだったのかもしれません。
実は私はすぐに心療内科に行ったわけではないんですよね。
発症から数週間ぐらいで「パニック障害」「不安障害」という答えに辿り着きまして、そこから原因、理由を自分なりに本やネット、人体の事を四六時中調べて自分で変えていくフェーズにはいりました。
なので、私が心療内科に行ったのはここから2年後だったんです笑
※なぜ最初に心療内科に行かなかったのか、そして、いかない間どのように回復したのか、だいぶ回復してから心療内科にいった理由などは記事にしています。
心療内科との出会い(2年後)
心療内科に行ったのは発症から2年後。そうなんです、実は最初の2年は全く薬を使ってません。
この時、担当して頂いた先生に先ほどの思い出話からこれまで何をして、そしてなぜ今になって心療内科に来たのかまで長々と話しました。
そして一通り話を聞いてくれて先生が私に問いかけました。
「りんごさんは自分の症状を何だと思っていましたか?」
「私はパニック障害、不安障害だと思って行動してきました…」
「はい、それで間違いないと思います。お伺いさせて頂いた内容からして、薬を使わずにかなり大変だったと思います。本当によくここまで回復し頑張りましたね。今後、薬はいりますか?」
…恥ずかしながら、薬の回答の前に「本当によく頑張りましたね。」の一言で涙腺が崩壊しかけました。
いやー懐かしい。
そして、私はこの時だけしか心療内科には行っていません。
「薬はいりますか?」の回答ですが、「良く聞く”お守り?”あれほしいです」と伝えました。
「動悸や眠れない時などにのんでください」と渡された14錠の抗不安薬(頓服)を頂きました。
ぐっすり寝れる薬があったなら早く来ればよかった―――――――――が、その時の私の感想です。
そして、それから今までなんか眠れない時、なんかスッキリしたい時だけ薬を飲んで10錠なくなりましたね、ほんとによく眠れる。
なんていうか、薬に対する考え方も変わったんですよね。
この様に私はどちらかと言うとかなり自力で回復した方だと思います。
自慢したいわけではなく、
私の様な自力をおススメするわけでもなく、
日記感覚でダラダラ記事を書くのではなく、
これが私の感覚や考え方、行動で、
私が大事だと思う事を記事にしょうとブログサイトを立ち上げました。
私がこのサイトで伝えたい事
- 薬をほぼ使わずに、生活習慣と考え方で回復した経験談
- 方法論も大事ですが、「考え方」がもっと大事な理由
- 人生はやはり自分を一番大切にする時間であるという事
私がこのサイトでここまでたどり着いてくれたあなたに伝えたい事です。
もちろん、押し付けてるわけではないし正解ではないと思っています。
しかしながら、なかなかの体験をし、そこから私なりにこの症状に対しての回復解答ができたので、少なからず役に立つと思っています。
伝えたい事もそうですが、私がこのサイトを立ち上げた目的を少しお話させて下さい。
あなたへ
今回このサイト内で書いている内容はあくまで完治した記録ではなく、「あなたが共にいきていく」ための記録だと思ってください。
もちろん個人差はあると思いますが、あなたなりに共に生きていける様になれば、
毎日から1週間に1回
1ヶ月に1回
1年に1回
5年に1回
と、あなたを制御しているモノが現れる頻度は減ってくると思います。
もちろん、私がこのサイト内に記載している内容が全てではありません。
しかし、私が書いている内容はきっと必要な人に届くと確信しております。あなたもその一人だと。
どう考えるかで、全く世界は変わります。
あなたがあなたの感覚で克服できたと思える事を心から願っています。
りんご
※このブログサイト内に書かれている発言や文章は、重度のパニック・不安障害を経験した私個人の体験に基づく記録です。医学的な根拠や治療効果を保証するものではありませんが、同じような状況にいる方にとって、少しでも気づきや手助けになればという想いで書いています。医療や薬を否定する意図はまったくありません。それぞれに合った選択があると思っています。