
ここまで読んでくれたあなたへ
ここまで読んでくれたあなた、本当に回復したいの伝わってきます。
焦らないで大丈夫です。
今は休憩の時。
このサイトに書いてある内容は私に効果があったかもしれない内容になってますので、あなたのヒントにして頂けたら幸いです。
“かもしれない”というのは、何が良い影響をもたらして、何が悪い影響だったのか分かりづらいからです。
いろんな可能性が折り重なって回復した。
ただ、私が記事にした内容の生活習慣改善や考え方などを踏まえて、日常に変化を与えてから回復しだしたのは間違いなく事実です。
なので、なにかあなたなりにくみ取って頂けたら幸いです。
では、ここまで読んでくれたあなたへメッセージです。
ここまで読んでくれたあなたへ
私は、パニック障害、不安障害を経験し、家からでられなくなりました。
あなたが今私ほどの症状はないかもしれませんが、絶望的感覚は一緒だと確信しています。
不安やパニックを経験した人なら、きっと「とにかく治したい」「こんな身体で生きていくのか」と思ったことがあるはずです。
私はそうでしたねー。
絶望と微かな希望が入り組んだ感じで日々を過ごし、発作が来た時のあの恐怖はたぶん私達にしか分かりません。
だからこそ、回復したかった。
当時は今より本当に生きやすくなりたい一心だった。
だから私は行動しました。
私はこの障害に向き合っていくうちに気づいたのは、「気持ちよく生きること」そのものが、回復だったという事です。
たくさん行動すればいい、健康意識をマックスにすればいい、それは私にとっての答えではありませんでした。
自分に合ったやり方で、自分が心地よくいられる毎日を、少しずつ増やしていく。
そして、そんな自分に向き合っていい期間なのかもしれないと。
その積み重ねの行動が、回復につながったのかなと思います。
かといって毎日、心地よかったかといったらなかなかそうでない日もありますが、割かし楽しく良く生きてたと思います。
パニック障害不安障害を発症した当初は、かつて楽しかったはずの事さえ楽しめない。
普段あっていた人とも会いたくない。
本当に別人になったような状態で、身体がまったく違う身体になったような感覚。
自分の身体が違うのは分かったし、病院はまわったので、まずは、とにかく「身体を整えること」から始めました。
そもそもメンテナンスが必要なんだと。なんども言いますが、土台作りですね。
そこから少しずつ、「身体を育てること」へ。
さらに、「心地よいと感じること」を生活に取り入れていきました。
私は薬や病院には頼らず、自分の力で整えようと、あらゆることを試しました。(※ただ今だから言いますが、心当たりがあるならちゃんと心療内科ないし精神科に行った方が良いですし、薬ももらった方が良いですよ)
外に出られないほど重度だった時期もありました。
でも、家でできる小さなことから始めて、コツコツ積み重ねました。
ただし、「なんでもやればいい」というわけでもないし、「なにかやらないといけない」というわけでもない。
何もしない日があってもいいし、選ぶべきは「自分に合っている」と感じられること。
そして、それが「心地いい」「幸せ」かどうか。何もしない事が心地いいとかね。
たとえば、パニック障害不安障害となげくだけで「今、家にいて居心地悪い」「何も変わらない」と感じるなら、ほんの5分だけ外に出る習慣をつけてみる。 そんなことからでもいい。
いや、玄関に向かってみるだけでも良いと思います。
やっぱり「どうしても治したい」という気持ちだけでは回復できません、そして何もしないはもっと回復しない。
何かするは大きな事じゃなくていい、運動をするなら、外に1分でるだけとか。
靴を履くだけとか だからこそ私は、できることは何でも試しました。バットで素振りとかしましたよ笑
そこから回復につながらなかった事もたくさんありますし、無意味だったこともたくさんあると思います。
ただそこから、自分に合ったものを、自分らしく、少しずつすべてを整えていくことだけ。
「何のために回復したいのか?」「何のために、身体を整えたいのか?」 正解なんてなくていいです。
パッと思いついたことでもいい。
その問いに向き合うことが、回復の大きな一歩になると私は思います。
私の答えは、ただ「自分のため」でした。
自分を一番大切にしてこなかった私が、やっと「自分を大切にしよう」と思えたような気がして。
と、今ならかっこつけたようなこと言えるのですが、当時はとにかくちょっとコンビニに行って美味しいスイーツが食べたいとか思ってましね(コンビニすら行けずはいれなかったので笑)
あなたに出来る事たくさんあります。
本当にたくさんあります。 ただ、今は出来ない事に目がいってしまっているだけ。
だれにも分かってもらえないし、気づいてもらえない。
そりゃそうです。
パニック障害不安障害にならないと、私はこの障害のしんどさに気づけなかっただろうなと思います。
同情はしません。ただ、理解はしてあげたい。
あなた次第で、未来はどうにでもなります。
全然終わりではないです。
当時の私は本当に終わったと思っていました。
全然終わってなかった。
当たり前の事が当たり前のように出来る様になって、一般的に言われる普通になりました。
ただ、コンビニに入れる幸せはいつも噛みしめてます。笑
本当に入れなかったんだよなって思い出す時も。
今ではちゃんとコンビニスイーツ食べたい時に食べれてます。
幸せです。
あなたも、必ず前に進めます。
理想とする自分を追うのではなく、今のあなたが最高なんです。
そしてそこから一歩ずつ進む。
そしたら進んでる自分を最高と思ってあげるんです。
あなたをあなたで、褒めてあげて下さい。
急がなくていいです。ゆっくりで。
ヒント:想像してください
目の前に1歳くらいの赤ちゃんがいて、一生懸命ハイハイで階段を登ろうとしています。
その段数はたったの5段。
一生懸命1段ずつ登ろうとしている。
あなたは急かしますか?
「それくらいものぼれないのかよ」と思いますか?
どうでしょう?
多分ですが、「ゆっくりでいいよ~」、1段上る度に「すごいすごい!」「頑張れがんばれ」と声をかけてあげると思います。
これです。
では、その1歳の赤ちゃんをあなたとしましょう?
早く登れよ、たった5段だろ?
そのくらいも登れないの?
と言いますか?
いいませんよね。
頑張ってる姿を応援するのに年齢も、見た目も関係ないですよね。
今のあなたがご自身を大切にしていないとはおもいませんよ。
ただ、今のあなたにも同じことをしてあげて下さい。
誰と比べる事もなく、目の前を一生懸命生きている。
これは、あなただ大人だろうと赤ちゃんだろうと一緒です。
今のあなたが、あなた自身に、「頑張れ」、「すごいすごい」って声をかけてあげる。
ちょっとしたことでも自分凄いってほめてあげる。
目の前の事がなんであれ出来たら褒める。
私はこれが出来る様になって少し楽になりました。
当時の私は確実に自分を苦しめてましたね。
あなたがあなたを苦しめてると言う様な言い草になってしまいましたが、そうではなく、激甘でいきましょ。



