情報に振り回されないために意識していた事の話

パニックや不安で一番苦しかった時期、私はとにかく外の情報を集めまくっていました。

正直、何が正しいのかも、自分がどこに向かっているのかも分からなくて。

でも、いろんな情報に触れていくなかで、ひとつだけはっきりわかったことがあるんです。

外の情報で治る部分と、外の情報では絶対に触れられない部分がある。

外(情報)は身体を整える為、内側(ズレ)は自分で気づく領域。

私はその2つを、自然と分けて扱っていました。

目次

外の情報は「身体の土台を整えるため」にだけ使った

ネットや本にある健康法や知識って、すごくまっとうで、役に立つものも多いんですよね。

睡眠、栄養、運動、呼吸、自律神経の整え方。

こういう情報は、私にとっては身体という「器」を整えるための材料でした。

「これをやったら治る」ではなくて、「これをやったら身体が本来の身体に戻るかも」

そんな感覚でとらえていました。

外から得られる情報は、どこまでいっても土台づくりのためのもの

ここは割り切っていました。

でも、「中身のズレ」は外の情報じゃ得られない

パニックの本質って、症状の前に 「自分とのズレ」が積み重なってると思っています。

  • 本当は行きたくない場所へ向かっていた日々
  • 合わせすぎた人間関係
  • 自分の感覚を置き去りにしたままの行動
  • 白黒つけようとした生き方

こういう「内側のズレ」は、外の情報では絶対に触れられないですよね。

そして、私の答えとあなたの答えも全く違う。でも、同じ病気。面白いですよね。

だから私は、自分のズレに気づき受け入れるとい事は、自分でしかやれないと思っていましたね。

ズレの正体は、自分で気づくしかない。

これは今でも、すごく大事だと思っています。

では、情報をどの様に取り入れていたか。

情報に振り回されないために意識していた3つ

① 自分に合っているかどうか

正しいとか間違いとかじゃなくて、私の身体が「受け取れるかどうか」

続けられそうか。
ストレスにならないか。

そこだけ見ていました。

② 本質をついているか

対症療法じゃなく、身体そのものが整っていく方向の情報かどうか。

ここは大事でした。

③ 情報=土台づくりのため、と割り切る

外の情報に治療を期待しすぎない。

あくまで身体の器を整えるだけ。

内側のズレまでは届かない。

この割り切りは、私をかなり楽にしてくれました。

これらが私が情報を取り入れる上で大事にしていた事です。

これらを踏まえていくつか、代表的な情報に触れていきます。

「これさえやれば治る」系に期待しなかった理由

体の部位、ツボ、呼吸法、リラクゼーション法、サプリ、食品系、生活習慣系、薬や特定療法に依存する系…全部悪くないんです。

でも私は、“これさえやればで治るなら、そんなに大変なことではない” と思ってましたね。

パニックや不安って、

  • 神経
  • 生活
  • ストレス
  • 体質
  • 思考のクセ
  • 自分のズレ

いろんな要素が絡まってるから、何かひとつで全部を変えるのは現実的じゃないんですよね。

だから私は、「これで治らなかったらどうしよう」と自分を責める前に、これさえやれば”だけ”をする事はしませんでした

また、情報として「これさえやれば」をキャッチにしてる情報は手放してましたね。

そして次の事は確実に大事です。

効果のある方法ほど、即効性はない

身体づくりにおいて、効果のある方法ほど、即効性はありません。

身体の変化って、筋トレと同じです。

今日栄養とって
今日歩いて
今日早く寝ても

明日起きたら整ってる…なんてことはない。

数週間〜数ヶ月かかって、じわっと土台が安定していくもの。

だから私は、

“効かない=失敗” じゃなくて、“効いてもゆっくり” が普通

そう思っていました。

即効性がない事を理解した上で、意図をくみ取り自分に落とし込む。

方法より「意図」を見ると、あなた軸に調整できる

たとえばよく言われる、

  • 3食
  • 早寝早起き
  • 朝散歩
  • 運動

これらも、私はそのままやるとストレスでした。

でも、なんで効果があるのか。

その「意図」に目を向けると、形を自分に合わせられるんですよね。

  • 栄養 → 神経の材料を補給したい
  • 早寝早起き→生活リズム
  • 朝日 → セロトニン神経刺激
  • 運動 → 自律神経の揺れ幅を正常にしたい

なら、

  • 夜型でもいい
  • 2食でもいい
  • 室内運動でもいい
  • 太陽光はベランダでもいい

ですよね。

私の場合、こうやって調整することで楽に習慣化してましたね。ただ、最低限数か月間毎日の継続だけは必須だと思います。

そしてもうひとつ情報を取って行動する時に大事にしてほしい事があって、

“好き・心地いい・安心” を小さく育てる

これはめちゃくちゃ大事でした。

そもそもパニックって、身体が壊れたんじゃなくて、「自分を置いてきぼりにしたまま走った結果のサイン」

これが一番しっくりきてます。

だから自分と一緒に歩んであげる。

それが出来るのが、自分の好き、心地い、安心を日々微量でも感じ続ける事です。

例えば、食事の時にただ食事をするではなく…

  • 好きな食器
  • 居心地のいい部屋、場所で
  • 好きな椅子に腰かけて
  • 好きな音楽や音を感じで
  • 好きな香りを焚いて
  • 好きな服を着て

みたいな、好きや楽しいなどの「心地よさ」を出していく。

もちろん、食事に限った話ではないです。

これって、自律神経の安全スイッチみたいなものなんですよね。

外の情報より、こういう小さな「好き」のほうが回復に与える力が大きかったように思えます。

ある程度整ったら、情報を見るのをやめた

私は途中から、パニック・不安の情報を意図的に見ない時期をつくりました。というより、見なくなりました。

受け付けないというか。

その方が、自分の感覚が鮮明になるというか、研ぎ澄まされるというか。

外の声を減らすと、内側の声がちゃんと聞こえるようになる。

私の場合、この選択が回復をさらに後押ししてくれましたね。

色んな意味で、自然っていいですよ。

情報まとめ

外の情報は 身体(器)を整えるため

内側のズレは 自分(中身)でしか戻せない

この2つを分けて扱っていたことが私にとってはすごく大きかったです。

情報に振り回されるんじゃなくて、情報を“材料”として静かに受け取る。

そして、内側のズレだけは、ゆっくり、自分のタイミングで気づいてあげる。

私の回復は、この2本柱で進んでいきました。

焦らず、白黒つけず。正解不正解を考えず。

あなたのペースで大丈夫です。

あなたにも、あなたのズレの気づき方があります。

あなたのペースで、それを静かに見つけてあげてください。

次の話

※このブログサイト内に書かれている発言や文章は、パニック・不安障害(重症化)を経験した私個人の体験に基づく記録や感想です。医学的な根拠や治療効果を保証するものではありませんが、同じような状況にいる方にとって、少しでも気づきや手助けになればという想いで書いています。医療や薬を否定する意図はまったくありません。それぞれに合った選択があると思っています。症状や治療については、必ず専門の医療機関にご相談ください。

SHARE
  • URLをコピーしました!
目次