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りんごのプロフィール

りんご顔面

はじめまして、りんごです。

30代男で、好きな食べ物はハラミと甘いモノです。

私は2021年、パニック・不安障害(予期不安含む)になりまいした。

電車に乗れないバスに乗れないとか通り越して…

完全に家から出れなくなりました。玄関すら出れない状態でございました。

明らかに重症化してましたね。

それから4年(2025年現在)、今はほぼ思い出に変わっています。

実は私、回復するまで心療内科にいっていません。自力で回復した方だと思います

時系列で言うと次のような感じ。

発症から3ヶ月(絶望期)

パニック発作からどんどん、行動範囲が不安で狭まるが奮闘する日々

3ヶ月から1年(回復期)

だんだん希望が見えてきて、継続的な行動を続ける

発症から1年後(ほぼ回復)

ほぼ不安がなくなる、発作も出なくなる。

発症から2年後(普通通り)

このちょうど発症から2年になる前に心療内科へ。自分の中での終止符と、答え合わせ

発症から4年後(現在:思い出になる)

発症前より健康的な身体になってしまった。

これは悪まで私のざっくりとした流れです。

この4年間で心療内科にいった回数は2回と、初回に処方された頓服のみ。

もちろん、今毎日使っている薬はありませんし、通院もしてません。

2年前に処方された頓服は今でももってます。

どうでしょうか、なかなか自力で回復した方じゃないでしょうか。

そんな私がこのサイトを立ち上げようと思った理由を話していきますね。

まずこのサイトに来てくれたあなたへ

ここに辿り着いたという事は、あなたはパニック障害・不安障害・うつなどで悩んでいいる心優しい人。

もしくは身近な人がパニック障害不安障害で悩んでいて、どうして良いかわからない心優しい人。

かもしれませんね。

まずはこのサイトを見つけて頂きありがとうございます。

このサイトには私が経験した事、そして、そこから学んだ「パニック障害」「不安障害」との向き合い方、ほぼ自力で回復した方法や考え方を書いています。

パニック障害がつらいとか、発作が怖い現実など、状況発信ブログではなく、私が実体験を通して、私なりに気が付いた回復のための情報サイトです。

なにかしらあなたのヒントになるのではないかと思います。

私がこのサイトを立ち上げた目的

私の想いを受け取って頂ければ幸いです。

  1. 前向きに自力で回復したい人への手助け(もちろん、薬も使いながら)
  2. 少しでも早く回復するためのヒント
  3. 情報が多すぎる今、“信じられる情報”のひとつにしたい
  4. 経験者の声を残したい(実体験とその回復方法)
  5. なんか寄り添えるモノを作りたかった(この障害は理解されずらいといいますか、分かってもらえるわけがないので)

とまぁ、こんな感じです。

いろいろ綺麗な目的を書きましたが、1番は当時の自分に届けという思いで書いてます。その結果上記の様なサイトになれれば。

当時の自分が欲しかった情報のひとつにしたいという思いです。

では、ここから私の事を知ってもらうためにも、思い出話にお付き合いください。

最初のパニック発作

2021年8月。今でもあの時の事は忘れません。8月3日です。

残業でデスクワークをしていた時の事。

急に頭がグランと揺れ、目の前のパソコンがぐらついていたのを覚えています。

吐き気と共に、トイレに駆け込みましたが、吐く事もなく、動悸が早くなり、頭のぐらぐらは激しくなりました。

思い当たるものだと、胃腸炎かなとか思いましたがなんか違う。

「なんだこれ…苦笑」

と、不健康な生活を送っていたツケがまわってきたか…とか呑気な事を思いながら、トイレから必死に出てオフィスに戻った瞬間、倒れこんでしまいました。

そこから病院に運ばれ、検査をしてもらいましたが、検査結果に異常はなく、過労と栄養失調と診断されました。

そして、もし気になるようでしたら、循環器内科、呼吸器内科に行かれてください。と。(医者はこの時分かってたでしょうねー)

その結果に対して、私が率直に思った事は

(過労と栄養失調?え、そんなはずはない。。)

でした。

それまでの人生、病気知らずと言いますか、かなりタフだと自負していて、なかなか病気で何かを休む、動けなくなるという事を経験した事がありませんでした。

なので、このしんどさで身体に異常がないなら世間一般的に言われる生活習慣病など、どんだけ辛いんだ。と訳の分からない事を思ったのも覚えています。(今思えば「過労」と「栄養失調」ってあり得ないぐらい身体に毒ですけどね、そして医者の最後の一言は全てを分かってましたね。)

次の日、1日休みをもらいました。

本当に過労と栄養失調だけだったのかなと思いながらも、何事もなくすんなり回復したので仕事に復帰し、栄養を取り、休みをしっかり交えながら過ごしていたのですが、

その、約2週間後…

発症から休職、人生の転機へ

昼ご飯を買いにスーパーへ、

お弁当を選んでいる時でした。

急に鼓動が早く、呼吸がしづらくなり、完全に息が止まる感覚がして、慌てて外へ出てベンチに座り込みました。

完全に身体がおかしい…あの時と似てる。

私の身体で何が起こっているのだろうか…

数分でだいぶ落ち着いてきたので、チームメイトに連絡し、私が座っているベンチまで来てもらいました。

この時の感覚としては、風邪の様にずっとだるいという感じではなく、調子が良い時、悪い時がはっきりしているような感覚。そして、症状が一緒。しかも、悪い時はこの世の終わりかと思うような…

その日は早退する事に。

この帰り道も散々で、いつも通る公園が通れなくなったり、信号待ちで動悸やめまいになったり、全く前に進めませんでした。

残り家までは1キロほどでしたが、タクシーを使うという。

ほんとうに過労と栄養失調なのか?とあの時の診断に疑問と不安を抱きながら家に着いたのを覚えています。

わたしの身体で本当に何がおこってるのか。

また、いつ動悸や息苦しさ、めまいがくるのか。

まさに、恐怖を植え付けられたような何もできなくなるような感覚でした。

そして、

この日を最後に私は休職し、会社も辞めたんですよね。

栄養でも休みでもなく、回復のスタートは「なんでこうなったんだろう」と考えることからだったのかもしれません。

実は私はすぐに心療内科に行ったわけではないんですよね。

症状に関連するであろう病院にまず行きました。

それからかなり悪化し、家に引きこもり、発症から数週間ぐらいで「パニック障害」「不安障害」という答えに辿り着きまして、そこから原因、理由を自分なりに本やネット、人体の事を四六時中調べて自力で回復させるフェーズに入っていきます。

なので、初めて私が心療内科に行ったのはこの出来事から2年後です。なぜいかなかったは本編で。

心療内科との出会い(2年後)

心療内科に行ったのは発症から2年後。

そうなんです、実は最初の2年は全く通院もしてませんし、薬を使ってません。

この時、担当して頂いた先生に先ほどの思い出話からこれまで何をしてどう向き合ったのか、そしてなぜ今になって心療内科に来たのかまで長々と話しました。

一通り話を聞いてくれて先生が私に問いかけました。

「りんごさんは自分の症状を何だと思っていましたか?」

と聞かれました。

「私はパニック障害、不安障害だと思って行動してきました…」

すると先生は、

「はい、この2年間のお話をきく限り、それで間違いないと思います。お伺いさせて頂いた内容からして、通院もせず薬を使わずにかなり大変だったと思います。本当によくここまで回復し頑張りましたね。今後、薬はいりますか?」

…恥ずかしながら、先生の問いに答える前に「本当によくここまで回復し頑張りましたね。」の一言で涙腺が崩壊しかけました。

いやー懐かしい。

「薬はいりますか?」の回答ですが、「良く聞く”お守り?”あれほしいです」と伝えました。

「動悸や不安がつよい時などにのんでください」と渡された14錠の抗不安薬(頓服)。

ぐっすり寝れるらしく、そんな薬があるなら早く来ればよかった…が、その時の私の感想です。

そして、それから今まで眠れない時、なんかスッキリしたい時だけ薬を飲んで10錠なくなりましたね。

なんていうか、薬に対する考え方も変わったんですよね。

この心療内科にいき先生に初めてお会いしたのもも2年前。

いやー懐かしい。

ここまでが私のざっくりとした思い出話です。

私がこの4年間何をしてきて、パニック障害不安障害と向き合ったのかを記事にしています。

そんな私がこのサイトで伝えたいことをちょっとだけ。

私がこのサイトで伝えたい事

  1. 薬をほぼ使わずに、生活習慣と考え方で回復した経験談
  2. 方法論も大事ですが、「向き合い方」がとっても大事な理由
  3. 発作の対処法というよりは発作が起きない身体づくりと、同じレールにのならないために
  4. 人生はやはり自分を一番大切にする時間であるという事

このサイトでここまでたどり着いてくれたあなたに私が伝えたい事ですが、あなたなりに何かくみ取ってくれれば幸いです。

しかしながら、なかなかの体験をし、そこから私なりに「パニック障害」「不安障害」に対しての回復解答ができたので、少なからず誰かの回復のヒントになると思っています。

あなたへ

絶望にのまれながら這いつくばって生きてきた私が回復できた記録はきっと、「あなたが共に生きていくヒント」になると思います。

「共に生きていくのかよ…」と思うかもしれませんが、まぁ一旦受け入れちゃいましょう。

その内あなた次第で症状は出なくなるので。

私は家から出れなくなるまで受け入れる事が出来ませんでした。

この障害って受け入れなければ受け入れないほど、パニック勢力が増すんですよね。

そして、受け入れたとしても完全に消えるわけではなく、どこかにいるのかもなって感じ。

個人差はあると思いますが、あなたなりに共に生きていける様になれば、

毎日から1週間に1回

1ヶ月に1回

1年に1回

2年に0~1回…

と、あなたを制御しているモノが現れる頻度は必ず減ってくると思います。

私は確実に減ってきました。結果もう発作は起きてませんし、何しても不安はありません。

そしてあなたにとっていつか思い出になると思います。

もちろん、私がこのサイト内に記載している内容が全てではありません。

しかし、私が書いている内容はきっと必要な人に届くと確信しております。

あなたもその一人だと。

どう考えるかで、全く世界は変わります。

あなたがあなたの感覚で克服できたと思える事を心から願っています。

りんご

パニックリンゴ本編

※このブログサイト内に書かれている発言や文章は、パニック・不安障害(重症化)を経験した私個人の体験に基づく記録や感想です。医学的な根拠や治療効果を保証するものではありませんが、同じような状況にいる方にとって、少しでも気づきや手助けになればという想いで書いています。医療や薬を否定する意図はまったくありません。それぞれに合った選択があると思っています。症状や治療については、必ず専門の医療機関にご相談ください。

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